ドライマウスの症状

 

 

ドライマウスになると、口腔内に唾液が出にくくなることから、次のような症状を引き起こすことがあります。

就寝中でも口がかわいて目が覚めてしまう

舌のひび割れや痛みが出る

味覚が鈍る

口内炎や口角炎が起きる

虫歯や歯周病になりやすくなる

口臭が強くなる

摂食嚥下障害が起きる などです。

 

虫歯になりやすくなりますdrymouthsyoujyou01.jpg

ドライマウスは、唾液の量が減ってしまうことが最大の原因ですが、唾液には口の中を殺菌して洗い流す自浄作用があるため、唾液が出ないことにより虫歯ができやすい状態となります。

 

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歯周病が悪化します

同じく、唾液の分泌量が十分ではないことから、口の中の殺菌が十分に行われないために、口腔内の歯周病菌が増殖して歯周病が悪化する恐れがあります。特に、ドライマウス状態の要介護者の方や、口から摂食しない方などの場合は、より丁寧なケアが必要になります。口の機能が衰えたことに加えて、口腔内が不潔だと、細菌が肺の中に落ちて感染してしまう誤嚥性肺炎などのリスクが高まります。

 

 

カンジダ性口角炎

ドライマウスに伴って、カンジダ性口角炎の症状が出る場合があります。口角の皮膚が乾燥してひび割れやすく、開口のたびに痛みを伴います。自然治癒するまでに時間がかかります。

 

 

ドライマウスに伴う口腔内のカンジダ性炎症

カンジダ菌は人の口腔内に常在している細菌です。健康な人であれば、口腔内に唾液が分泌されているので、カンジダ菌を粘膜組織中に入り込ませないだけの上皮の抵抗力を持っています。しかし、ドライマウスに伴って口がかわいた状態では、粘膜上皮の抵抗力が減少してカンジダ菌が上皮内に浸透しやすくなります。カンジダ菌が上皮組織中に入ると、上皮に炎症を起こします。